フランス・アジ
暑くなりました。熱帯夜です。でも一年で一番暑くならなくてはいけない時なので、暑くなって安心、といったところです。でないと、後の海況や漁に悪い影響が出てきます。
これも数年ぶりに入って来ました。
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学名 Caranx rhonchus 、 英名 False scad、 ポルトガル名 Charro amarelo、 和名はありません。
ポルトガルでは"Charro-francês"と言った方が通りがよいかもしれません。ですから、「フランス・アジ」となります。ちなみに"Charro"はポルトガル語で「アジ」のことで、"amarelo"は「黄色い」という形容詞ですので、くっつけると「黄アジ」となります。魚体中央の黄色いラインがその名の由来と思われますが、もともとアジ類のポルトガル名には「白」や「黒」など種によって色分けする傾向がありますので、これもそのひとつと考えられます。
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これもやはり脂瞼が発達しています。全長38cm、体重420g、背鰭条数はVIII+I+29、尻鰭条数はII+I+26、鰓杷数は16+39 でした。ギンガメアジ属の1種ですが、体型は丸みをおびた(体高のある)ものとは異なります。
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小離鰭(しょうりき)もあります。尾鰭下葉先端がカンパチのように白くなっています。体型が細身であること、魚体中央に黄色いラインがあることなども考え合わせると、「ぜいご」がなければカンパチやブリに間違えそうです。
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英名では"False scad"となっていますが、ギンガメアジ類は多くが"~trevally"とか"~jack"と呼ばれています。"~scad"はマルアジとかメアジとかムロアジとかに付く英名です。ですから、「ニセモノ=False」扱いされています。
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by mobulamobular | 2009-08-17 04:23 | | Comments(0)
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