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歳の差1つですが、先輩は先輩です。とても面倒見のよい先輩です。笑顔が絶えず、まわりの人間を癒します。ひと言で形容すれば、優しいということです。そんな先輩が昨年の震災・人災で、ちょっと気落ちしているのではないかと気がかりでした。その先輩が、多忙の中、ポルトガルまで来てくれました。
ユーラシア大陸最西端、ロカ岬に立つ先輩です。 ![]() 水族館が大好きな先輩は、アクアワールド茨城県大洗水族館で働いています。今は「イルカ」を担当しています。そんなことで、今回は是非ともポルトガルのイルカが見たいということで、首都リスボンにある1884年創設の"リスボン動物園(Jardim Zoológico de Lisboa)"を訪問しました。ここは動物園としては珍しく1995年よりイルカの飼育を行っています。残念ながらシーズンオフということでイルカ・ショーはお休みの時期でしたが、"奥の手"を利用して特別にイルカ・プールを案内していただきました。 ![]() このころのリスボンの気温は12~13℃ほどで、水温もかなり低いのではないかと思っていましたが、目の前のイルカたちはすこぶる元気にしてました。歓迎のジャンプです。 ![]() まずは先輩流のイルカへの挨拶からです。イルカとのコミュニケーションはピカイチと思われます。 ![]() 動物園のイルカ担当者とともにスキンシップです。「大西洋のハンドウイルカは太平洋の種に比べ、デカイな」が印象だった様子です。 ![]() そんなはずはないのですが、人間的には、この眼は「また来てよ」に思えてなりませんでした。 先輩も是非またポルトガルを訪問して見てください。お疲れ様でした。 ______________________________________________________________ Tags:#Tursiops truncatus
とあるスペインとの国境の町でバリケンを発見しました。2度目の報告です。
![]() 河向うがスペインの小さな町、こちら側がポルトガルです。河はRio Guadiana(グアディアーナ河)です。 ![]() いました。立派なバリケンです。 ![]() こちらのは、絵になるバリケンです。 ![]() そして、愛嬌たっぷりのバリケンです。 ![]() 自分は自由だと思っている人。実はそこが牢屋の中だということを未だ気づいていないだけのことなのです。 ______________________________________________________________ Tags:#Cairina moschata
ある新聞によりますと、「70年代以降最大の労働法改正」ということですので、ポルトガルでは「民主化後最大の」ということでしょうか。周知のポルトガルの経済危機で政府はあの手この手と策を講じている様子ですが、このたびは労働組合と合意に至ったようです。合意内容はいろいろあるようですが、今回注目すべきは、祝日の数を減らすことになったことです。今まで、12日あった祝日(2~3月には"Carnaval"という祝日ではないくせに皆んな大手を振って休んでしまう日がありますが、この日はカウントしていません。)の数を、4日も減らして8日のみにするとのことで、驚きは祝日ではなくなる4日の内、2日が宗教(キリスト教)関連の祝日ということです。
まずは長年庶民に"ディア・シンコ・デ・オトゥーブロ"と親しまれ、そこらじゅうにある街道の名前としてもよく知られる10月5日の「共和政樹立記念日= Dia da República」がなくなります。次に、1640年スペインから再独立、ポルトガルの王政が復活した日を記念し設けられた12月1日の「独立回復記念日= Restauração da Independéncia」もおしまいです。これら2元祝日は「国民の祝日」でした。 一方、宗教関連では8月15日の、終戦記念日ではなく、「聖母被昇天祭= Assunção de Nossa Senhora」がバイバイです。次に、もっとヤバイのがイースターから60日目の木曜日に行われる(今年は6月7日の予定でした)、あの「最後の晩餐」ともとても関係している「聖体祭= Corpo de Deus」が祝日でなくなってしまいました。 アルガルベ定置網では上記の8月15日と"Corpo de Dus"は、記憶している限りでは、過去に仕事をしたことはありません。というのも、漁師がこれらの日をキリスト教の神聖な日と崇め、仕事をするのを嫌う(殺生をすること)からです。これに対しては、定置網側も敬意を示し、当然ながら「祝日」として対応してきました。が、しかし。これからどうすればよいのでしょうか。キリスト教も経済危機にはお手上げなのでしょうか。 ![]() そんな中、政府はもっと、と計らったようですが、ポルトガルのキリスト教の司教らから猛反発を受けて、それ以上は実現できなかったようです。もう1日、と狙われたのが12月8日の「聖母懐胎祭= Imaculada Conceição」でした。つまりマリア様の「終わりの日」はよくて、「始まりの日」はダメという訳です。 「祝日数の削減」の他、「有給休暇日数の削減」などもあるようですが、この経済危機というものは一般労働者の勤労日数を増やしたぐらいで何とかなるものでもないような、"文系"の考えることは時によく理解できません。 ______________________________________________________________
明け方だから綺麗だということではありません。しかし、まだ薄暗い中、街灯に映し出されるアーモンドの木と花は、これも情緒があってよいものです。
![]() 朝晩は若干冷え込みますが、相変わらず快晴の穏やかな日が続いています。雨はありません。 ![]() ![]() ![]() ______________________________________________________________
「恩師」に向かって「恩師」と呼ぶことは、まずないと思いますが、学生時代にこの方の世話になり、今は心の底からよかったと思う気持ちから、想わず「恩師」と呼んでみたい衝動に駆られましたが、やっぱり小っ恥ずかしいのでやめました。
![]() かれこれ30年ほども前になりますが、恩師との年の差は8年、助手から講師になりたての恩師は、どちらかといえば先生というよりは兄貴のような存在で、でも一生懸命に学生を指導する恩師の気概のようなものを身に感じていたことを記憶しています。 ![]() その恩師がご夫妻で、アルガルベに来てくださいました。さっそく、Faroの博物館に行き、大昔のアルガルベ地方の定置網の模型を前に、ここに来たいきさつやこれまでの経緯を直接恩師に説明できたことは、本当によかったと思っています。また、それについてご理解をいただいたことには心よりお礼を言いたいと思いました。 ![]() 恩師の専門は深海サメです。調査の対象となる深海サメにマルバラユメザメというのがいるのですが、その英名が"Portuguese dogfish"というのもなにか不思議な感じをいだきます。 ![]() また来ていただけたらとは思いますが、まずはご自愛を。よろしくお願いします。 最後ですが、このアルガルベの空を見ていただけたのも、よかった、と思っています。 ![]() ______________________________________________________________
始まっています。2012年。いろいろあって、いろいろ考えるところもありますが、やることはひとつです。
![]() 定置網漁業。まずは点検・カキ落とし作業からです。 ______________________________________________________________
これはOlhãoの缶詰工場のものです。ちょっと種類があって、1缶8~9ユーロです。立派な値段です。
![]() 内容は「イワシの卵の缶詰」です。日本にあるのかないのか知りませんが、これは美味しいです。実際の仕事としては、せっせとイワシの腹を割いて卵の取り出すのですから、骨の折れる作業です。これについては「産卵期のイワシの漁獲」というしらけた問題もあるのも事実です。 ![]() これは別メーカーの「イワシの卵の缶詰」です。値段は1缶12ユーロ。店を訪れた時、「これは世界で一番高い缶詰じゃないの」とおどけると、「もっと高いのがあるよ」と見せてくれたのがコレです。 ![]() ヤツメウナギ(英名 Lamprey、 ポルトガル名 Lampreia。種まではわかりませんでした。) の缶詰です。これで20ユーロだそうです。実際、ここまで来ると魚の食通としては日本人を越えています。「日本人は世界で一番魚を食う民」というのは、もともと迷信だったようです。生でもちゃんとした料理があります。残念ながら未だ食べたことはないのですが、その血も料理に加えるそうです。一度トライしてみたいものです。 さて、イワシの卵の缶詰ですが、サラダにのっけてよかったです。 ![]() これ、こんどの日本への土産にしようと思います。 Bem Feita. ______________________________________________________________
この冬は、雨が少ない。実際、ここで暮らしていると「冬」という感覚はあまりなく、「雨季」というか雨のシーズンというイメージです。雨が少ないと、その後いろいろな方面で困ることが生じることは重々承知はしているのですが、目の前の太陽をうれしく思わないことはありません。
![]() 晴天続きのせいでしょうか、今年のアーモンドの花は例年に比べかなり早く咲きはじめ、中にはすでに満開に近いものもあります。 ![]() でも、いいですね。「春」ですね。 ______________________________________________________________
遅ればせながら、新年、あけましておめでとうございます。年末年始と面白おかしく暇しないで過ごさせていただきました。
![]() 日の出とともに飛び立ちます。ちょっと前に自然現象により破壊されたファロの国際空港から出発です。まず、Ria Formosaのラグーンが目に飛び込んできます。 ![]() 次に見えてきたのはCabo de Santa Maria(サンタマリア岬)の突端です。 ![]() 続いて、Olhãoの街の上空を通過します。船も見えましたし、事務所も確認できました。 ![]() ぐっと高度が上がり、広範囲にアルガルベが見渡せるようになると、スペインとの国境となるRio Guadiana(グアディアーナ河)が見えます。あっち側がスペイン、こっち側がポルトガルです。 ![]() 約2時間半の空の旅。次第に例のごとく暗雲立ちこめる世界へ入ります。 ![]() 着陸態勢の入り、次第に高度が下がっていくと、雲から脱出。冬にもかかわらず緑の大地が広がります。 ![]() 今回利用したのはLCCのRYANAIRでしたので、降り立ったのはスタンステッド空港。そこから電車でLiverpool Street まで約45分でした。 ![]() 下車。この駅も古そうだけど頑固な感じの雰囲気たっぷりの駅でした。 ![]() さて。お得意さんに顔でも出すか。 ![]() 昨年暮れのロンドンへの旅でした。 ______________________________________________________________
せっかく、Bolognaまで行ったのですから、このままポルトガルに帰る手はないと、電車に飛び乗りました。
![]() 目指すは"Milano"です。当初、キリスト教徒を尊重して、ローマ~バチカン市国も考えましたが、「寄り道」にはならないと判断し、ミラノに決めました。 ![]() "Duomo di Milano"です。あいにく金色に輝くマリア像の立つ一番高い尖塔は修復中でしたが、満足度たっぷりでした。 ![]() さっそく中に入ります。その広さと絢爛さに圧倒された瞬間。 ![]() 「何も思うまい、オレは今ここにいる」。記憶に焼き付ける瞬間。 ![]() 外に出ると辺り一面のモヤ。幻想的な瞬間。 ![]() その時の大聖堂の様子をパチリッ、といきたいのですが、コンデジがうまく機能してくれません。"?"の瞬間。 ![]() しかし、この扉が木製ではないことを発見して、驚きました。デザインもですが、機能も確実に備え持つ、イタリアらしい"一品"でした。納得の瞬間。 ![]() その後、「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」を元気よく歩きます。イタリアは電気が満ち溢れています。Olhãoを忘れた瞬間。 そして、ついに、夕食です。 ![]() ポレンタ(polenta)です。たぶん"Stracchino di Gorgonzola"というチーズとパルメザン・チーズがのっかり、スライスされたトリュフが添えられていました。目的達成の瞬間。 個人的には、この類の食べ物好きになって25年あまり、"ウガリ"(東アフリカの代表的な主食)がここまでの可能性を秘めているとは知りませんでした。これ"2ハイ"とワインでOKです。 ![]() 一方、Olhanenseのお二人さんのお口には合わなかったようで、外食2日目にして早くも"Frango assada com Batata frita"(ポルトガルのごく一般的な食事、フライドチキンとフライドポテトです)を思い出している様子でした。望郷の瞬間。 ![]() 翌朝は早起きして雨の降る中、再び観光です。こんどは"レオナルド・ダ・ヴィンチ"です。「最後の晩餐」を見に行きました。 ![]() インターネットで2名分しか予約できませんでしたが、当日雨のためかキャンセルが出て全員中に入ることができました。 その雨のせいで、日本からの団体さんが見学時間に間に合わず、受付で"とんでも騒ぎ"を起こしていました。 日本人であることをリマインドさせられた瞬間でした。 ______________________________________________________________
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